【サッカーに対するこどもヨガ】
こどもの習い事の中で非常に人気なのがサッカーです。野球に並ぶか、それ以上に人気な習い事かもしれませんね。
こどもがスポーツをする上で一番気になるのがケガです。
サッカーにしばしば見られるスポーツ障害、中でも腰椎分離症・ヘルニアの原因は【呼吸】が原因のひとつにあります。
こどもの頃からヨガを取り入れることは、大人からスタートするそれと比べ、より故障しない体と、プレイ中の集中力、フィールドでの俯瞰力を育むことができます。
ストレスと心労を取り除くことができるヨガは、同時間でも充分な休息・睡眠の質を向上することができ、サッカーで消耗した体力を回復させることに役立つことが実証されています。
また深い呼吸を体得できることにより、心肺の持久力を上げ、呼吸筋を鍛え、肺コンプライアンス(柔軟性)を高めます。
ヨガのポーズはインナーマッスルを無理することなく鍛え、しなやかに強靭に体を動かす能力を自然と身に付けることができます。
またメンタル面では、
ヨガ哲学の中の大きな要素で、自らを含めた世界を客観視する物の見方があります。
ヨガのレッスンでそういった物の見方を充分に訓練することで、フィールドで仲間、チームの調和を取ったり、リーダーシップを取れる力をつけていくのに非常に役に立ちます。
ヨガは【ポーズ】と【呼吸】と【レッスン中の過ごし方】で、協調性・物事を予測決断できる力・落ち着いた判断力・不感力・直感力が得ることができるのです。
近年、自己効力感の欠如や無能さを感じてしまうことによってこどもが運動を避ける傾向にありますが、
ヨガはレッスン中に内面に注意を向けること(内観)を学びます。それによって、なりたい人物像に近づきながら自己効力感と実力を養っていきます。
例えば憧れのサッカー選手に近づくイメージ力を膨らませていき、それを自分のプレーに反映させていくことができるのです。
これは有名な話ですが、セリアAの長友選手はヨガを始めてから故障をしないしなやかで強い身体と、折れないメンタルを手に入れました。
サッカーの上達にヨガが非常に有効だということが言えますね。