『こどもと脳科学〜脳科学でこどもを育む』
2018年6月1日

『こどもの脳を知ろう』

こちらのコラムは、こどもの脳の成長を知り、お母さんお父さんに子育てを楽しく、楽にしようという意図で連載しております。
ぜひ、毎日の育児にお役立ていただけたら幸いです。

今日は4回目。

今日のテーマは『こどもの脳を知ろう』です。

ご存知、脳には右脳・左脳があり、それぞれの得意な役割があります。

【左脳】論理的・文字・言葉・直線的
得意分野は論理・整理・秩序・時間です。

【右脳】全体論的・物事の大枠的な事・文脈
得意分野はイメージ・感情・コミュニケーションです。

右脳も左脳もどちらも欠かせない存在であり機能の使い分けをおこなう事によって、より複雑な目標を達成したり、繊細さを要する仕事をこなしたりすることができます。

でも左脳・右脳の機能はバラバラに働いていると、上記の脳の健全かつより効率的な働きが行われなくなります。そこで【脳梁】という場所が右脳・左脳の橋渡しをし、左右の統合をしてくれています。

ご存知、こどもは右脳が優位です。
右脳が優位になっているので、こんな困ったことが起きます。
それは興味のある刺激に気を取られて、脇目も振らず集中してしまうこと。
時間感覚がまだまだ欠落している事。
これは、大人の秩序では困った事です。約束の時間に間に合わせたいのなかなか支度が進まない。
車が走る道路にパッと出たりする。集団に合わせられない・・・など。
でもこういったことは機能的な成長過程なので、親はそこを理解することで、「ある意味仕方のないこと」として認識できるようになります。
そして、こどもが年齢を重ねる事で少しずつ左脳との連携が取れるようになってきます。

また一方でこどもが成長して社会生活を積み重ねてくると、人との関わりの中で辛い事があった時に、感情を押し殺して左脳的な機能に偏る事によって自分を守る事をする場合もあります。

でもそれはそれで困ったことが起きてきます。
左脳に偏り過ぎた脳の使い方をすると、感情に否定的になったり、文脈の意味をとらえ損ないやすくなります。
例えば、文章または置かれている環境の《雰囲気》を感じられずスルーしてしまうことです。
雰囲気って大事ですよね?相手の気持ちを察したり、冗談が通じて笑い合えるコミュニケーションがとれたり、関係性を円滑にすることができる大事な要素です。それが難しくなってしまうのです。

そこで右脳・左脳をバランス良く使えるようになるために大事になってくることが左右の脳の統合です。
その統合の橋渡しをしてくれる場所が【脳梁】と言われる場所。

そしてその統合はスムーズに行うために、ある《やり方》があるのです。
これはまた次回に続きます。お楽しみに!

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